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本州最北端の青森で考える

上の写真は青森に来ればいつも泊まるホテルの部屋の窓からの景色。左が津軽半島、右が下北半島。ご縁があり東北に通うようになり3年、関西人の僕は毎度遠くに来たものだと思う。いまでは新青森駅からかっこいい新幹線で東京まで3時間少し。昨晩、青森に来れば新鮮なお魚を頂きに行くお寿司屋さんで、大将が、”昔は汽車の床に新聞紙を敷き座り12時間かかった”と聞いた。便利になったもんだ。でも便利になった分、何か生きて行く上で重い大切なものが失われ軽じられるようになったんちゃうかな。言い換えれば”ありがたみ”かな。昔、温暖な鹿児島出身のうちの母親が、大阪に出て来て就職した時に買ったコートが1万円。毎月の給料が3千円で月賦で買ったと。母がよく言う、”今の人は贅沢になったんよ”と。その時代と今を比べるのは、ウデイアレンの映画ミッドナイトインパリで描かれているようにいつの時代でも間違っていると思うが、物が安くなり便利でいい時代になったと思う。でもそれだけの事しかしていないものにはそれだけの対価しか返って来ないもんだと思う、いつの時代でも。

2014年10月27日 山本